ダム管理所
維持管理情報の一元管理。設備軸での自動整理で資料の探索効率アップ

- 課題
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点検報告書や業務報告書などの維持管理書類の保管形態がバラバラ
設備分類ごとにそれぞれのシステムを利用しており、施設全体の総合的な判断が難しい
- 解決
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全ての報告書類のデータをBIMSTOKで一元管理
設備分類に関わらず、施設全体の情報管理にBIMSTOKを活用
- 効果
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欲しい報告書を瞬時に見つけられるため、情報探索時間の大幅短縮を実現
施設全体の設備状況を総合的に判断し、対応の優先度づけが可能に
設備軸での自動整理で資料探索時間の大幅短縮を実現
BIMSTOK活用前は、どのような課題を抱えていましたか。
点検報告書や業務報告書の管理方法に課題がありました。まず、報告書類の保管形態が紙やPDFなどバラバラだったこと、もう一つは機械設備、土木など設備分類ごとに異なるシステムを活用しており、施設全体の総合的な状況把握が難しかったことです。
BIMSTOKの活用方法について教えてください。
点検報告書や業務報告書など維持管理に関わる情報を全てBIMSTOKに保管しようと考えています。
BIMSTOKに保管した維持管理情報は、すべて「個別設備管理画面」で設備ごとに時系列で情報が整理されるので、欲しい情報をすぐに見つけられるようになりました。これまでは、書庫を探してなければまた別のところを探して...、と時間をかけていたので、かなりの効率化につながると期待しています。
設備分類を横断した対応の優先度づけが可能に
その他に、BIMSTOKの活用で便利だと感じることはありますか。
BIMSTOKでは、設備分類に関わらず全ての維持管理情報の保管と共有ができます。施設全体の設備情報が一覧化され、問題が発生している設備の状態が可視化されるので、これまで難しかった施設全体を俯瞰した対応の優先度づけができます。対応状況での絞り込み表示ができるのも助かります。
インフラ施設は、予算が限られた中で適切な対応をしていく必要があるので、この点も大変便利だと感じています。
BIMSTOKを今後のAI活用、データ連携の基盤に
今後、BIMSTOKに期待することがありましたら教えてください。
BIMSTOKの活用により、現時点で生じていた課題解決はできると感じています。
今後は、BIMSTOKで一元管理したデータの活用や、他のデータとの連携、AI活用というところを、BIMSTOKを中心として進めていきたいと考えています。また、帳票データの書き出しなど、細かい機能アップデートにも期待しています。